あなた誰? | わたりろうか怒

あなた誰?

 女と金八を観る。先週とは違う場所で観る。

アーネスト・ホーストは高らかに言った。
「アイム・フォータイムス・チャンピオン」
その光景を見ながらノゲイラは必死に己が魔羅を擦るのであった。
「オウ、アイムフォータイムス、フォータイムス!」
チャンピオン、と呟き、ノゲイラは今日四度目の絶頂に達した。チャンピオンだ。温泉は射精の次に気持ちええな、が初めて覚えた日本語である。彼は射精主義者であった。
アーネストが日課である日焼けサロン通いを終え、裏路地にある行き着けのラーメン屋台に向かっていたある夜、ノゲイラの筋肉は怒張といって差し支えない張り詰めを見せていた。
「アイム、チャンピオン」
ノゲイラはこれから眼前に展開されるであろう光景を脳裏に浮かべ、絶頂に達していた。
「ワンタイム…」
そう呟く彼の目は、どんなエネマグラより無機質に輝いていた。
アーネストが線路沿いの夜道を歩く。月明かりだけが照らす、自然の黒、アーネストの科学的日焼けではない黒、が満ちた帳の中。終電が、音を立てて、アーネストの後方から走り来る。
そう、足音すら掻き消すほどに、速く音を立てながら。
アーネストの真横を電車が通過しようとした。音が変わる。その刹那、ノゲイラは必殺のタックルでアーネストを押し倒していた。
「フーアーユー!ワッツファッキナップ!」
狼狽し、組み敷かれた体制から必死の抵抗を試みるアーネストを意に介さず、ノゲイラは三角締めを極めにかかり、こう呟いた。
「アイム、フォータイムス」
「ワッツ!?」
「ユアプッシーイズ」
7秒が経った。アーネストは気を失った。
「ベリータイト」
ノゲイラが動かない漆黒の尻をなでながら唱える。
「アイム、フォータイムス」
その工具と見紛うような性器を露出し、黒い股を開く。
「チャンピオン…」
夜はこれから。

 mixiからのコピペである。オマンコと90年代が僕の中で熱い。いや、熱かった。もう熱いものなんて何もない。君の目と思い出みたいに乾いて、薄っぺらい、思い込みに満ちたものしか無い。思い出の範囲は反応速度と同じく0.1秒前までで、要はすべて水際の砂城という訳だ。なんか、すごいファンシーでいいですよね。青春ってカンジで。そんな風に世界をみてみたいな☆あ、みて、流れ星☆ミ

 たぶん、今あなたと同じ表情をしています。