旅館
この停滞感閉塞感たるや、とまあそういう属性の言葉でも吐こうと思えどこの御時世そのような言葉を吐こうものなら「この不幸せ者！」とレッテルを貼られ罵られ誹られブラウザ即閉じ候補ナンバーワンに躍り出てしまうのでそれはいけない。すてきだな、と思うことを書いても「この叙情派！」とレッテルを貼られアンテナ登録有力泡沫候補になってしまうのでそれもいけない。淡々と今日買ったレコード、今日食べたものについて記録するのがブログや日記のつとめであり、それが日記の生きる道なのだと或るところでは当たり前のように、或るところでは諦観を以って認識されているかのようで諸行無常とか虚実皮膜の間とかいった言葉を思う。わたくしごとをこのように書き散らすことが出来るのはよいことであると思う。プロの文章書き何するものぞ。食ってセックスしてるだけじゃねーか。あんま変わらない。美醜をセンスとか言い換えるのはやめてくれ。この停滞感閉塞感たるや。溜まった水を我慢して飲むことを盛大に嘲笑する皆様こんばんは。人が人をおおっぴらに嘲笑している姿は清々しいですが殺意を覚えます。私は貴方が嫌いです。それはもうとてもとても。貴方になりたいくらい嫌い。とっても嫌い。いつか嫌ってもらえるよう頑張ります。この停滞感閉塞感。小説と名が付けば長い文章もアラ不思議受け入れられるとは本当でしょうか。そう不幸せでも叙情派でもありません。石川と申します。こんばんは。
